その後、大醤は二代目社長河盛泰三、三代目社長布谷英雄に引き継がれ、地域と消費者に密着・連帯した醤油作りに励んできた。この醤油作りに加えて醤油を原料とする新しい調味料である調味醤油製造への道も開いた。

 一方、河又醤油は昭和46年より社名を河又と変更し、大醤の持ち株会社になるとともに、三代目社長河盛幹治により、不動産賃貸業も開拓し、新在家町の旧工場跡地を開発し、銀行店舗等を誘致し、地域の発展に努めた。