河又・大醤グループは過去200年にわたり、醤油業者としてその製造法・販売法を変革してきたが、経営理念としてはつねに消費者への最高の品質の商品を届けることにあり、そのために経営者、従業員一体となり最大限の努力を払ってきたのである。

 今、醤油は調味料革命に中でその位置付けが大きく変わろうとしている。消費者がより複合的な調味料を求める時代となり、醤油業者は総合的な判断が出来る食品会社に生まれ変わることが必要となってきている。
 河又・大醤グループは、関東で行われたような多数の醤油メーカーの大同団結を行わず、泉州地区2社だけの小規模合同にとどまったため、合同してできた大醤は、大阪唯一のの地場醤油メーカーながらその企業規模は残念ながら大きくはない。
 しかし、「山椒は小粒でもぴりりと辛い」堺の食品メーカーとして、その機動力を生かして、今度も消費者に最高の品質の商品を届けられるよう、河又・大醤一丸となって努力していきたい。